保温性と防臭効果に優れるウールを使用したソックス。天然の高機能素材で、使用するシーンや靴下の厚みを変えることで様々な場面で活躍します。この記事では、ウールパワーのメリノウール靴下の選び方を紹介します。
メリノウールとは
あらためて「メリノウール」とは?メリノ種の羊からとれる非常に細く柔らかい高品質な羊毛です。髪の毛よりはるかに細い繊維なので、ウール特有のチクチクすることもほとんどないのが特徴です。保温性・防臭効果・吸湿発散性に優れているので、寒い時はあたたかく、暑い時は涼しく感じられる天然のエアコンのような働きをしてくれる素材です。

メリノウール靴下の選び方
メリノウール靴下を選ぶ時は、ウールの含有率に注目しましょう。メリノウール特有の機能を実感するにはウールの含有率が高いほど効果を得られやすいです。一般的に60〜70%ほどの含有率であるとウールの機能性を感じることができると考えられます。
メリノウール100%の素材でできている場合もあるのですが、繊細な繊維なので磨耗性には欠けてしまうデメリットがあります。ウールの機能を感じながら、適度な耐久性を求めると化学繊維由来のものを混合である必要があるので、ウールと混合素材が主流になっています。また靴下は日常的に使うことが多いのでお手入れの面でもウール100%より混合素材の方が適しています。
選ぶポイント
- 生地の厚みをチェック
- サイズをチェック
- ウールの含有率をチェック
この3つの点を抑えて選んでいきましょう。
生地の厚みをチェック
ここでは、ウールパワーのラインナップで紹介していきます。

ウールパワーは、独自開発の生地「ウルフロッテ」の数字の大きさで生地の厚みを表しています。数字が大きいほど生地も厚くなっていきます。生地の厚みの選び方の目安を紹介します。
- Lite:タウンユース・夏場にも最適
- 400:タウンユース・春〜秋の登山・釣り
- 600:冬用ブーツ・冬の登山・スキー・スノボ・キャンプ・冬の釣り・ルームシューズ代わり
- 800:冬のテント泊・スキー・スノボ・キャンプ・ルームシューズ代わり
上記は、目安ではありますが、生地が厚くなればなるほど保温性が高く、より寒さの厳しいところでも使うことができます。生地が厚くなるので、靴のサイズには気をつけましょう。
サイズをチェック
メリノウールの靴下に限った話ではないですが、素足にフィットしたサイズのものを選ぶようにしましょう。登山やウィンタースポーツの場面では、サポート力やフィット感が重要なので特に気をつけると良いです。サイズ展開も豊富なので、必ずチェックをしましょう。
ウールの含有率をチェック
メリノウールの靴下を選ぶ際に気をつけたいのが「ウールの含有率」化学繊維由来の含有が多いと、ウール特有の機能性を感じられにくいのでアイテムを選ぶ際には必ずチェックしたいですね。参考までにウールパワーの靴下のウール含有率を紹介していきます。
- Lite(Liner):メリノウール60%、ナイロン35%、ポリウレタン5%
- 400:メリノウール64%、ポリアミド35%、エラスタン1%
- 600:メリノウール60%、ポリアミド39%、エラスタン1%
- 800:メリノウール70%、ポリアミド30%
一般的にウールが60%以上の含有があるとウールの機能性を感じられやすいので、ウールパワーの靴下はどれもウールの恩恵を受けられる素材となっています。
メリノウール靴下のお手入れ方法
一般的な靴下と同様、洗濯機で洗濯できます。メリノウールは繊細な繊維でできているので、可能であれば裏返してネットに入れて洗濯をするとより長持ちします。柔軟剤などは不要で洗剤のみでOKです。

まとめ
ウールパワーは、元々厳しい寒さの中で作業するスウェーデン軍や公的機関の人向けに製品開発をしてきたブランドです。研究を積み重ね独自開発生地「ウルフロッテ」が誕生しました。寒さから命を守るために開発してきた生地です。スタンダードなデザインで長く着られることを想定していて、老若男女問わず着用できます。生地の厚みのラインナップも多いので、まずは靴下からメリノウールの機能性を体感するのはいかがでしょうか?製品ラインナップはこちらからご覧いただけます。