PHILOSOPHYあたたかく過ごす
ウールパワーの
ビジョン
Woolpowerが考える理念には、2つのあたたかさがあります。
1つはあたたかなウール製品を提供し続けることです。寒い季節にかかせないウール製品ですが、その寒さに耐え快適に過ごせる製品を作り続けるには、あくなき品質の追求が必要です。ウールパワーは創業して以来、低賃金の国に工場を移すこともせず、品質の誇りと責任のもとスウェーデン北部のエステルスンドで一貫してウェアを作り続けあたたかなウール製品を送り出しています。
2つめのあたたかさは、動物や環境、社会、従業員にとってあたたかな企業であることです。アパレルメーカーとして、適正な賃金と安定した雇用、そして従業員が楽しく過ごせる職場環境を目指しています。すべての人や動物が公平かつ平等に扱われることが重要だと考えています。
作り手が見える
Woolpowerの製品は、一人の熟練した縫製担当者が最初のステッチから最後のステッチまで責任を持って縫製します。これにより担当者は一着のウェアの全てを細部まで確認することができ、品質を保つことができます。そして、最後に自身の名前を記したタグを縫い付けます。これにより製品に責任を持つことになりウールパワーブランドの品質の証となっています。
品質は世界最高水準
Woolpowerは高品質で機能的かつ環境に配慮した世界最高水準の認証を受けた製品です。現在、ISO 9001:2008及びISO 14001:2004の認証を取得しています。これらは、国際規格のマネジメントシステムで、提供する製品の品質活動や環境活動を管理するための仕組みです。サービス品質を継続的に向上させていくこと、持続可能性の考えのもと環境リスク低減などの基準が定められ審査をし満たしている場合にのみ認証が許可されます。
また、ウールパワーの製品はOEKO-TEX®によるSTANDARD100に準拠して認定されています。あまり聞きなれないと思いますが、日本の安全基準をはるかに超える、350以上の有害な化学物質が対象となる厳しい分析試験にクリアした製品にだけ与えられる世界最高水準の安全な繊維製品の証です。
持続可能な社会を目指す
環境への影響をできるだけ少なくするために、常に持続可能な社会を念頭において活動をしています。製品もなるべく長く使えるような品質を担保し、使い捨てで終わらせずに周囲のすべての人・動物、環境に責任と配慮を心がけています。衣服を製造すると生産過程でどうしても廃材などが出てしまいますが、それらの廃材も再利用しフェルト状に加工して新たな商品として無駄なく活用しています。廃材からは、あたたかみのあるフェルトインソールやシットパッドに生まれ変わっています。