すでに気温が30度を超えて真夏のシーズンですが、夏に着る素材として「メリノウール」を紹介します。メリット・デメリットを含め解説していくので是非最後までご覧ください。
夏でもウールが有効
冬のイメージが強い「ウール」素材ですが、ウールの中でも「メリノウール」は、夏にも有効な素材の一つです。メリノウールは、メリノ種の羊からとれる羊毛で、一般的なウールより繊維が細く柔らかい特徴を持ちます。
そして、ウールには「天然のエアコン」ともいえる、吸湿性、調湿性、速乾性が備わっているため冬だけではなく夏、そしてオールシーズンおすすめです。
優れた調湿性
調湿性と言われてもなかなかピンとこないかもしれません。簡単にいうと、繊維一本一本が水分を吸収する能力が高く、その水分を放出できることです。
汗をかくと着用している衣服が水分を吸着していきます。特に夏によく着るTシャツはコットン製が多いと思います。汗を吸収してくれますが、なかなか乾かずに、生乾きの状態が続いたことがありませんか?コットンは、水分をたくさん吸収してくれる分、放湿性が低いので乾くまでに時間がかかります。その点、メリノウールは、外に放湿してくれるのでコットンより速乾性が高いというメリットがあります。
天然の抗菌防臭効果
汗のニオイはどうしてもケアしたいもの。ウールの繊維には、汚れを付着させにくい構造になっており、ニオイの原因となるバクテリアや菌の繁殖をよせつけず防いでくれます。この繊維の能力のおかげで、汗をかいても、衣類の乾き途中、乾いた後でもニオイがしません。風通しの良い日陰で干せば、洗濯しないで着用することも可能です。旅行で荷物を減らしたい時にはぴったりです。
夏のメリノウールの注意点
ここまで、夏に着るメリノウールのメリットについて解説してきましたが、メリットばかりではなくメリノウールが苦手な点もいくつかあります。
優れた調湿性はあるが万能ではない
ウールの特異な性質といえば「調湿性」ですが、この調湿性は外環境に左右されやすい点があります。気温が高くとも低くとも、水分を吸湿してくれるのですが、放湿性を高めるためにはある程度乾燥した場面が必要です。とはいっても、コットンと比較すれば乾きは速いのですが、化学繊維の速乾性には叶わない場合が多いです。
この外環境の乾燥した場面というのは、例えば「風」だったり「低湿度」な場所があることで放湿性が高まりすぐに衣類が乾きます。しかし、いくら汗をかいてもニオイが気にならないので、ニオイをケアすることも踏まえればメリノウールに分が上がると考えます。化学繊維(ポリエステルなど)は、乾きやすいのですが、汗が乾いた衣類はどうしても汗臭くなるので不快の原因となります。すぐに着替えられたりするのであれば化学繊維由来のものを選択するのも有効です。
| 機能 | メリット | デメリット | 有効な場面 |
|---|---|---|---|
| 調湿性 | 汗を吸収しやすい | 外環境によっては乾きにくい | デイリーユース、夏の登山 |
| 防臭性 | 汗をかいてもにおいにくい | 繊維の都合上、耐久性が他の繊維より弱い傾向 | 様々な場面 |
メリノウールの選び方
メリノウールの機能性は理解できても、多くのメーカーがメリノウールのウェアを展開しています。どのようにウェアを選べば良いのか、いくつかの指標を紹介していきます。
1、半袖か長袖か
夏に着るメリノウールの大半は、半袖を選びたいですね。デイリーユースであれば、半袖をおすすめします。アクティビティ(カヤックや登山など)では、長袖を選ぶことも視野にいれておきましょう。長袖であれば、虫刺されのリスク減少、日焼け止め効果もあります。またウェットスーツ感覚で着用することもできるので水辺のアクティビティでは長袖が有効な場合もあります。
2、生地の厚み
デイリーユースであれば、各メーカーの最も薄い生地厚を選ぶと良いでしょう。薄い方が軽くて着やすく、乾きも速いです。登山やその他のアクティビティでは、外環境によって生地厚を考える必要があります。2,000m以下の低山であればデイリーユースのものと併用して使うことができます。もう少し標高が高くテント泊をする場合は、少し生地厚が厚いものを選んでも良いでしょう。自身の活動量と汗の量がどのくらいかで調節することをおすすめします。
まとめ
ウールパワーは、スウェーデン製の高品質なメリノウールブランドです。アクティビティに適したメリノウールウェアやソックスなどのアクセサリーを取り揃えており、多くの人に支持されてきました。何十年も性能を落とさずに着続けられる耐久性と機能性が大きな強みです。まずは、一着手にとってメリノウールの良さを体感してみてはいかがでしょうか?商品一覧はこちらからご覧いただけます。