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Woolpower

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2023.04.06
ウールパワーの選び方とレイヤリングシステム

ウールパワーには、生地の厚さが異なるアイテムが多数ラインナップされています。生地の厚さの目安やレイヤリング(重ね着)をうまく利用することで、より良くウールパワーの機能を発揮することができます。

ウールパワー製品の数値の目安

ウールパワーのアイテムの横には”Lite”や”200”、”400”と明記されています。この数値は生地の厚さを表しており、数値が大きくなっていくにつれて生地が厚くなっていくイメージです。

ウルフロッテの数値表記は1㎡あたりの生地の重さ(g)を表しています。

またウールパワーの独自生地「ウルフロッテ・オリジナル」は数値が200以上のアイテムに採用されています。「ウルフロッテ・オリジナル」はテリー編み(※)になっておりふわっとした肌触りが特徴。Liteに関しては、縫い目を最小限に施した平編み(※)でやわらかく滑らかな生地になっています。

(※)テリー編み:糸がループ状になっていて等間隔にならんでいる編み方。(一般的にタオル地と言われる編み方)

(※)平編み:薄い生地に仕上げることができ、凹凸のない編み方。

ウールパワーの選び方の目安

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※ソックスは800まであります

表の通り、生地が厚くなっていくほど保温性が高まるので寒い時期に適したアイテムになります。その反対にLITEはウールパワーの中で薄い生地なので、気温が温かい時期にも使うことができます。

LITEの使用シーン例

写真はティーライトを着用

ライトシリーズは、ウールパワーの中で生地が一番薄いタイプのアイテム。厳冬期でなければ、保温性インナーとして着用することが可能で、気温が温かい時期のアクティビティにも活躍します。

例えば、夏に水場のアクティビティでウールパワーライトを着用していれば、着用したまま水に飛び込むことができ、水から上がっても寒くないので薄いウェットスーツを着ているような感覚で使用することができます。ウェットスーツと比較しても、軽くて持ち運びもしやすいのでアクティビティには一枚持っておくと安心です。

キャンプ等のアウトドアアクティビティでも活躍します。標高の高い場所や避暑地では、昼間はあたたかくても朝晩はグッと冷え込みます。クルーネックライトを1枚持っておけば、虫よけ・日除け・保温ウェアとして役立ちます。軽くて薄いので荷物もかさばらないのがポイント。

200の使用シーン例

寒い時期のインナーに活用することが多いアイテム。化学繊維の発熱性保温インナーと比較するとウールパワーは縫い目がほとんどないので肌に触れる部分が痒くなったりしにくいです。化学繊維由来の肌着は保温性が高いものも多いのですが、吸湿速乾性がないので汗冷えしやすく、体調を崩したり肌がべとつき不快になりやすい要素を持ち合わせています。

また一般的な保温インナーと極厚のメリノウール製品で保温性を比較したところウールパワーのクルーネック200が極めて高い保温性をもつ試験結果もあります。詳しくはこちらの記事をご確認ください。

ウールパワーの場合は、メリノウールの特性のおかげで保温性も高く速乾性もあるので汗冷えしにくく快適に過ごせます。汗をかいた後のにおいも気にならないのでベースに着用することが望ましいでしょう。ハーフジップタイプの長袖は、軽いので登山で寒くなった時に着るためにザックにしのばせておくと安心です。

400の使用シーン例

ウールパワーの400は、ジャケットがメインアイテムとなります。化学繊維由来のフリースジャケットやパーカーと類似した活用イメージになります。

気温が低すぎない時期には、ウールパワーのフルジップジャケットを羽織ったり、もっと寒い時期になればアウターの下に着用することであたたかく過ごすことができます。

また、意外と知られていないのが濡れた状態でこそウールパワーの機能が発揮されるので、真冬でも海に入るサーファーにもおすすめ。海からあがってびしょ濡れでもウールパワーを羽織ればとても暖かいことに驚くでしょう。

ウールパワーのレイヤリングシステム

ウールパワーを効果的に着用するにはレイヤリング(重ね着)をすることがポイントです。季節やご自身の活動の目的に合わせて調節が必要です。

・ベースレイヤー:ライトや200が適切。薄手の生地で肌に触れる部分を適温に保つ。
・ミドルレイヤー:400や600が適切。主にベースレイヤーの上から、アウターウェアの下に着用して体を適温に保つ。

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